クリニックのブランディングについて

ブランディング=差別化である

クリニックはほとんどの場合1つの地域の中にいくつも存在し、患者さんはその中から通うクリニックを選ぶことになりますが、

もし何の特徴や専門性がなければ行こうとは思ってもらえませんし、次の来院につながりません。

しかも政府は「2025年問題」への対策として、在宅医療などを含む地域包括ケアシステムの構築を推進しています。

また、重症患者や難治性疾患患者に対応できる設備をそろえた大病院の需要も高まる一方です。

さらに、近年は専門分野や診療内容、病棟や設備、リハビリテーションの種類、地域特性などに応じて病院が細分化されています。一定の診療科や治療に特化することによって医療の質が上がる一方で、患者にとっては「どの病院へ行けばいいのか」がわかりにくくなっています。

だからこそ差別化は必要なのです。

またクリニックをブランディングするメリットとして

  • 来院につながる

クリニックのブランディングをすることで得られるメリットは来院につながることです。

ブランディングをするとその特徴が明確化され、それを認識し患者がクリニックの中からその医療機関を選んで来てくれるようになります。今までクリニックの存在を知っているけど来なかった人もキャッチコピー・ロゴマークや

理念などクリニックからのメッセージを知ることで来院に繋がる可能性が広がります。

  • 施策を立てられる

ブランディングをすることにより来院して欲しい理想の患者にターゲットを設定できます。

ホームページや看板のデザインを考えたりするときにはその患者の心に残こるような効果的な施策が立てられるようになります。

  • スタッフの離職率をさげる

ブランドに対して働く看護師やスタッフがクリニックに対して愛着や誇りを持つことで仕事へのモチベーションを高めることができます。

また、新しい人材を募集したとき、クリニックのブランドに共感する人が集まるのでスタッフが長くクリニックに勤めるようになり、離職率を下げることができるというメリットがあります。

  • 院長の理想するクリニックにする

クリニックのブランディングによりクリニック像を理想に近づけることになります。

「どんなクリニックにしたいか」

「患者をサポートするクリニックにするんだ」

といった思いを実現することに繋がります。

開業したときに思い描いていた理想像に近づければより良い医療を提供しようと前向きに取り組めます。

これらのことにより、そのクリニックは居心地のいいものとなり印象も良くなり再来院につながります。

ブランディングは新患のみならず再来院の患者も増やすことができるのです。

そのためにまずデザインを統一しましょう。

看板・ホームページ・診察券・名刺・リーフレットなどに秀逸なロゴマークを載せ、こちらが特に説明をしなくても

どんなクリニックかを一目瞭然で理解してもらうことが大切です。

                                          〈東海廣告株式会社作成〉

ロゴマークの作成にあたっては中部医業経営サポートまでお問い合わせください。