「医療DXについて」

中部医業経営サポート     　前川　真吾

我が国においては、世界的にも類を見ない早さで、高齢化が進行している。
高齢化率は2050年には37.7％に達し、総人口も減少し超高齢化社会が到来する。

このままでは、社会保障制度は破綻する。

超高齢化社会に直面する中、国民の健康寿命の延伸を図り、社会保障制度を将来にわたって
持続可能なものとし、将来世代が安心して暮らしていけるようにするために、国主導で新たに
「医療DX令和ビジョン2030」基本方針を2022年に打ち出した。

このビジョンは、極めて重要な国家事業として行政のみならず、医療界、医学会、産業界
が一丸となって「医療DX令和ビジョン2030」の実現に向けて取り組まなければならない
と強いメッセージを出している。

医療DX推進本部資料から推進すべき施策として、「全国医療情報プラットホームの創設」
「電子カルテ情報の標準化等」「診療報酬DX」の三つの施策を確認する。

本セミナーでは、医療DXはクリニックで何が実現できるのか、そしてそのDX推進のために
取り組むべき課題なんなのか。

医療DX導入と自院での対応策について、考えて参りたいと思います。

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