今、OOH広告(屋外・交通・電柱看板)が見直されているワケとは。
上表は経済産業省が発表している広告種類の売上表です。
今や広告の主流はインターネット広告となり
マス4媒体と言われたテレビ・ラジオ・新聞・雑誌は減少傾向にある中
2022年11月は交通広告が3カ月ぶりに少々減少したものの10月までは
屋外広告・交通広告ともに連続で増加しています。
なぜ増加したのか?
コロナ禍でも行動規制がなくなり人が外にでるようになったのもありますが
今、OOH広告が見直されているのです。
- 直接的に長期間に掲出できる
- 地域に特化できる
- 視認性・視覚効果が高い
- 不特定多数に訴求できる
- メディアミックスが容易
- デジタル化がすごい
- 交通広告は種類が多く多様なニーズに答えられる
- 廉価
- ホームページを検索させるきっかけとなる
- SNSとの相性がいい
という理由が挙げられています。
特に
他のメディアに比べコストパフォーマンスに優れていて、DOOH(デジタル化)の技術が特段に上がったのが
大きいといわれています。
主流となったインターネット広告もいわゆる「見に行く」媒体ですが強制視認性の高いOOHとのマッチングにより
その場で検索してもらうという行動を起こさせる効果があるのです。
OOH自体は、その場所にいないと見られませんが、生活者がTwitterやInstagramなど、SNSに投稿することで、より多くの人に見てもらうことができるため、OOHは「バズメディア」とも呼ばれます。実際に渋谷、新宿、池袋などの繁華街や駅の構内に大きなポスターやサイネージがあると目を引きますし、好きなアーティストやビジュアルであればなおさら写真を撮りたくなります。
特にTwitterとOOHは相性が良いため二つをセット販売にした広告のパッケージ商品もありますし、キャンペーン告知をOOHで行い、その反応をTwitterで集めるなど、双方を活用することで、世の中全体の盛り上がりを演出する使い方があります。
一方、OOHのデメリットは、広告への接触人数など効果測定がしにくいことでした。しかし、最近ではスマホアプリの位置情報データを基にする手法が普及するなど、精度の高い効果測定も可能になりつつあります。
患者はどうやってクリニックを探すのか?
クリニックを探す時、どうやって探すのでしょうか?
「インターネットで検索する」と考える方が多いのではないでしょうか。
インターネットで見つけてもらう。
つまりホームページ、SNSアカウント作成、Web広告など、インターネット上に情報を作ることが必要です。
しかしながら
様々なクリニックが存在するなか選んでもらうには、SEO対策をしっかり行い、それなりの金額をかけないと
トップにあがることができません。またその方の頭の中にクリニック名が記憶されていなければ
検索することはなく、症状や科目で検索されたところで自院のクリニックのホームページに到着することは
非常にむずかしいことです。
しかし日常生活の中で自然に広告を見せることができれば
検索しやすくなり自院のホームページに到着することが容易になります。
つまりOOH広告(屋外・交通・電柱広告)を使い日常生活の中で記憶に留めさせることで
オンラインとオフラインを融合させ来院に繋げることができるのです。
これらのことにより今、OOH広告が見直されているのです。